役割を見直そう
かといって、子どもの趣味における教育の役割をすべて否定する訳ではありません。子どもの趣味や遊びには社会のルールからはみ出そうとするものがあるのもまた事実であるからです。そうしたときには良い方向へと導くという教育の役割が求められることになります。
また、趣味は純粋に個人の欲求からのみ発生するものではないことも事実です。趣味は世の流行の影響を色濃く受けますが、世の中に溢れる流行は必ずベクトルが掛かっていて、それによって利益を得る者があるというのは真実だと思います。しかし、一方で流行がすべて意図的に作られるものではないことも真実なのです。
このように子どもにとって趣味がその成長に果たす役割が大きいことは明らかではないかと思います。教育というと、いまだに詰め込み式の教育が理想とされる面が否めませんが、私が思うにそうした教育方法は社会の富裕層に有利な方法ではありますが、そうでない人々にとっては経済的に限界があります。そうした意味でも子どもの趣味を伸ばそうとするのは今後の可能性のある教育方法ではないかと思います。